@Bookportの最新情報やキャンペーン、ワークショップのご案内など、@Bookportをもっと楽しむためのさまざまな情報をお知らせします!

2007年05月16日

[ハミング通信] 高村光太郎とトマトケチャップ

 >>メルマガ『ハミング通信』を登録する。

 ◆◆INDEX◆◆==============================================

 【1】本にないあとがき 〈高村光太郎とトマトケチャップ〉
    ~なかなか聞けない! 作品や作者、編集の裏話をご紹介します

 【2】みんなでつくる本屋さん 『おじさん、語学する』
    ~本をすすめ合って、ブックライフを楽しもう!

 【3】出版リクエストのご意見求ム!

 ================================================================

☆*───────────────────────────────*☆
 【1】本にないあとがき
☆*───────────────────────────────*☆

 〈高村光太郎とトマトケチャップ〉

いま、目の前に“トマトケチャップ”があります。
これは現在フェリシモの「クチコミとりよせ」で紹介している、盛岡にある
学園のトマトケチャップ。農業実習から生まれたこの品は、保存料・着色料
等の添加物を一切使用せず、完熟トマトで作った自然の恵みの結晶です。

このケチャップが時を越え、詩人・高村光太郎とめぐり合わせてくれました。
実はこのケチャップに使われているトマト、昭和25年ごろ高村光太郎さんが
学校を訪れた際に、手づくりのジュースなどを試飲され、「これらを学校の
名物にしたらいい!」と絶賛されたそう。高村氏は晩年、農耕自炊の生活を
送っており、食生活も自然食を好んだといわれています。実際、高村氏と生
徒たちとのスナップ写真が学園に残っており、「クチコミとりよせ」でもそ
の貴重な写真を見ることができます。

高村光太郎。いったいどんな人物だったのか。 自然な赤色のケチャップを見
ながら、ふと思いました。

高村氏は24歳の時にニューヨークに渡り、彫刻を学びます。もともとは彫刻
家でお父さんも彫刻家でした。それからロンドン、パリと留学先を変えなが
ら芸術を追求していきます。このときに詩も学んだようです。そして帰国。
帰国した彼は道に迷い、自堕落な生活を送るように。そのとき一線の光が差
します。それがのちに妻となる長沼智恵子との出会いでした。
その後の高村氏については、『道程』や『智恵子抄』で描かれているとおり
です。妻への愛に一生を捧げた男性でした。

高村氏の作品には、若き日に学んだ西洋の香りが漂います。彼が彫刻した岩
波書店のロゴマーク(!)も、ミレーの「種をまく人」からきています。妻
との別れを詠った「レモン哀歌」にもそれは見て取れます。

そして、トマトケチャップ。西洋の調味料であるトマトケチャップと高村光
太郎が深く結びついた瞬間です。
高村光太郎→詩→種をまく人→トマトケチャップ。
無関係に見えたものが“西洋”というキーワードで一直線につながったので
す。あらためて、高村光太郎という人がこの世に作り出したものを見てみた
い。そう、思った瞬間でもありました。

 ▼クチコミとりよせ 高村光太郎氏と学園の生徒たちの写真
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=9

 ▼クチコミとりよせ 学園トマトケチャップ
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=3

 ▼『高村光太郎詩集』
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=4

 ▼『裸像  小説・若き日の高村光太郎』
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=5

☆*───────────────────────────────*☆
 【2】みんなでつくる本屋さん 〈おすすめ本編〉
☆*───────────────────────────────*☆

 『おじさん、語学する』
                      ☆推薦者  ぶん

こんにちは、ぶんです。
電話をしようと思っていた人から、電話があった。
たった今、話題にしていた人が、通りかかった。
鼻歌を歌っていたら、ラジオやテレビから同じ曲が流れてきた。
そんな経験、みなさまにはありませんか?
そういう偶然を“シンクロニシティ”というそうですが、先週末、私はその
「まさに!?」という体験をしました。

ことの発端は、『おじさん、語学する』という本を購入したことでした。
“語学”は、私の学生時代からの永遠のテーマで、「3つの願いがかなうな
ら、何を願う?」と聞かれたら、まず間違いなく「世界中の言葉を操れます
ように!」と答えるほど。それも、どの程度かといわれたら、その言語でも
っとも愛されている小説を書く人のレベル。……どこまでも欲張りです。
そんな私が、今年スタートするなら、まだ挫折したことがない(=勉強した
ことがない)新しい言語がいいなあと思い、フランス語の入門書として手に
とったのが『おじさん、語学する』。
内容は、江戸っ子のサラリーマンが、フランス人と結婚した娘の子ども(孫)
とコミュニケーションを取りたくて、フランス語を習いはじめるというもの
です。
「あ~、あるある、そういうこと!」という、語学学習で陥りがちな怠け心
や自信喪失、焦りなども物語の中にうまく盛り込みながら、目標の「孫と話
したい!」という気持ちに立ち返ってモチベーションを保っていく姿に感動
し、泣いてしまいました。
あと、この本のすばらしいところは「ものを知る喜び」という学びの基本の
姿勢から書かれていること。とても共感でき、元気が出てきます。
語学に限らず、新たに何かを学びたい!という方に、ホントにおすすめの1
冊だと思います!

「あ~、いい本読んだわ!」
そんな感動の一日が明けた、翌日。
なんと、NYからスタッフが来日して、英語を話す機会が突然やってきまし
た。ここ何年も、英語なんて使っていなかったのに! 
これこそ「まさに!?」っていう“シンクロニシティ”の体験。

ひさびさに英語を話した私は、そのとき……!

 ▼続きは、ぶんが担当管理する「ブック・ライブ! プリマライフ」
  “フェリシモ文学賞 今日このごろ”のブログへどうぞ♪
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=7

 ▼こちらもおすすめ! 『おいしいフランス語』
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=6

☆*───────────────────────────────*☆
 【3】今さら、きけます! 〈お茶のいれ方〉
☆*───────────────────────────────*☆

番茶、ほうじ茶、煎茶、玉露……お茶にはいろいろありますね。
さて、みなさんはお茶の種類によって入れ方を変えていますか?

実は、それぞれのお茶をいちばんおいしくいただくためには、種類によって
お湯の温度を変える必要があります。
週末は、おいしいお茶を入れて、素敵な読書タイムを過ごしましょう!

*番茶・ほうじ茶
 アツアツのお湯を直に急須に入れる

*煎茶     
 アツアツのお湯をいったん湯のみに入れて、少しさましてから急須に入れる

*玉露
 湯ざましで充分さましてから急須に入れる
     
◇参考図書

 ▼『キッチン・ルール~台所の法則』
 http://www.felissimo.co.jp/f/index.cfm?bid=429&lid=8

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Copyright (C) 2007 FELISSIMO All Rights Reserved.

コメント

コメントを書く





@Bookport・トップサイトマップブックポートQ&Aお問い合わせ
| フェリシモについて | ご利用規約 | 個人情報保護 | セキュリティ | 特定商取引法に基づく表示 |

Copyright (C)  2008  FELISSIMO  All Rights Reserved.